2004/06/19桜桃忌に思う…

午前中、掃除と片付けをしてもらう条件で、
私がぐりとぐらを連れ出して、散歩に出かけた。

甘ったれているけれど、私がぐりぐら2人を同時に、
それも外に連れ出して遊ばせる、なんてことは珍しい。
せめて、ぐりかぐら、どっちか1人ってことが多い。

それだけ夫や、実母の世話になっているってことね。
あと、忘れちゃイケナイ、保育園さまさまです~。
当たり前と思ってはいけないわ、感謝・感謝m(_ _)m

近くの公園まで、片手でベビーカーを転がしながら、
片手でぐりの手を握り、一緒に歌を唄いながら歩く。
ぐりが「ほら!あじさい!」と嬉しそうに叫ぶ。

あじさいを見ると、何故か太宰治を思い出す私。
太宰を読まなくなった今でも、不思議と桜桃忌は忘れない。
だからって、何をするわけでもないんだけど。

太宰を読みふけっていたのは、高校~浪人~大学時代だった。
今では何だか恥ずかしくて、読んでいたなんて言えないわ。
やっぱりあれは、十代にハマることになってるのかしら。

それにしても私、いくら好きでも、
「太宰タイプ」の男の人を夫に選ばなくて良かった~。
だから今の私は、こんなに幸せなんだと思う(*^_^*)

優しくて、家庭を大事にしてくれる夫で良かった。
自分ひとりの時間もないし、本もまともに読めないけど、
こんな子育てどっぷりの生活も、実はイヤじゃないしね。

…と、パパから「掃除終わったよ」との電話で帰ると、
部屋は綺麗に片づいていて、またまたパパに感謝でありました。